様々な病気の治療に使われる薬…低用量ピル「トリキュラー」

実は…調べてみると低用量ピルが使われる病気って沢山あることを知っていましたか?正しく使えば避妊の確率もかなり高いのですが、生理痛や子宮内膜症などの治療にも効果が高いと言われています。避妊も出来て治療も出来る低用量ピルって本当にどんな医薬品なのか?

*

女性が出来る避妊と言えば低用量ピル…飲めない人がいる?

      2017/07/18

女性が避妊することが出来る方法といえば、低用量ピルが一般的です。

男性が主導で行う方法としてはコンドームの装着がありますが、正しく飲むことでそれよりも更に確率が高くなりますし、併用することで更に妊娠する可能性を低くすることが出来ます。

飲めない人の特徴

世界中で女性が自主的に避妊できる方法として人気があるピルですが、飲めない人もいます。
飲めない人とは血栓症になる可能性が高い35歳以上でタバコを吸っている方や高血圧の方、乳がんの既往歴がある方です。

  • 血栓症の可能性がある

タバコや年齢に関しては、飲むことが出来ないというわけではありませんが、年齢が高くなりタバコを吸っていることで血栓症になる確率が急上昇しますので、そうした点をあらかじめ理解しておく必要がありますし、35歳という年齢に達しない若い女性でも喫煙者は注意が必要です。

血栓ができにくくなる為に喫煙をやめることがベストですが、やめられない場合は血液の流れをスムーズにするサプリメントや食生活をすることが推奨されています。年齢が高くなると血管が詰まりやすくなるためピルを飲んでいなくても血栓症になる方はいますが、ピルを飲んでいると女性ホルモンの作用で様々な血管の病気になりやすくなりますので、可能であれば低用量ピルを服用する時には喫煙を避けるようにするのが良いでしょう。

  • 乳がんにかかったことがある

又、家系に乳がんの患者がいたり、自身が罹患している場合は服用することが出来ないケースがあります。

問診の際に家族の既往歴などは申告するのが一般的ですし、本人に既往歴があったり罹患していて治療中の場合は服用することが出来ません。これはホルモンの作用で病気の症状を悪化させてしまうためで、乳がんを患っている方は他の方法で避妊する必要があります。

処方も医師の判断で出せないこともある

低用量ピルを服用することが出来るかどうかは、処方してもらうために婦人科を受診した際に医師によって判断されます。問診をして処方できると判断されれば処方してもらうことが出来ますが、医師が不可能と判断した場合は処方してもらうことが出来ません。これは、低用量ピルを服用することによって血圧が高くなりすぎたりがんの進行を促してしまったり、血栓ができやすくなるのを防ぐためで、その場合は他の避妊方法で妊娠を防ぐことを勧められます。

現在服用している人でも、年齢が高くなったり健康診断などで血圧が高めであると診断された場合は、服用を中止するほうが好ましいケースがありますので、定期的に血液検査などを行い体調管理をすることが推奨されています。